キャンプを終えて

2015年夏第11回「むしむしキャンプ」が無事に終わりました。


参加者の皆さんが体調を崩すこともなく、怪我もなく、川の事故もなく、楽しい思い出を持って福島に戻られたのは感謝以外の何物でもありません。


本来ならば福島の美しい大自然の中で心ゆくまで遊ぶ事ができる子どもたちが、わざわざこちらに来なければ体験できないという状況を、本当に悔しく思います。せめてこのキャンプで夏らしい楽しい思い出をたくさん作って欲しいと、本当にたくさんの方々がキャンプを支えて下さいました。そのお気持ちひとつひとつを思うと、本当に胸が熱くなります。


大地沢青少年センターの素晴らしい山の中での生活。

夕暮れ時のキャンプファイヤー。寸劇の中でたくさんの子どもたちが役割を与えられ、熱演しました。

お隣、相模原市が無料で施設提供下さった藤野での川遊び。小さな子どもたちが安全に、しかし多少アドベンチャラスに遊べる、傾斜が楽しい川でした。川の水が透き通り、魚取りにも夢中!

早朝と夜のかぶとむし取り。おなじみのボランティアさんが、毎日のように木に蜜を塗りにきて下さったおかげで、最終日には参加者みんながかぶとむしを持ち帰れました。

いつもがんばってる福島のお母さんたちのために、ボランティアさんによるアロママッサージ。

そして健康相談をしに訪れて下さった女医さん。


福島のお母さんたちからいろいろな話を聞きました。

震災から4年も経つのに、ようやく今頃になって家の除染を近々受ける家庭。

除染を受けても、業者によっては除染作業が素人で、大した効果が無いのではないかと疑わしくなる事もある事。

学校給食の食材が地産地消である事。

ある家庭の家の中の空間線量は0.4~0.6マイクロシーベルトもあること。

もうこれは放射線管理区域ではないですか。
放射線管理区域とは、放射線取り扱い関係者しか入ってはいけない事が法律で決まっているエリア。水を飲んではいけない、食べてもいけない。そこで寝てもいけない。ましてや子どもを連れ込んではいけない、という場所。そこで生活しているのです。それを国や県は甘んじて許している。法律違反ではないですか。そこで怯えながら子育てをしているお母さん達の事を、たくさんの人々に知ってほしいです。自分だったらどうするのかと、自分の事として思いを馳せる事がとても大事ではないでしょうか。お母さんたちは自分で勉強しながら子どもたちを守るために必死です。しかし本来ならば率先してそれを行うのは国の仕事。そして責任を負うべき者がしっかりと罰せられ、責任を取る。当たり前の事があまりにも軽視されています。それでも私達も勉強して、より良くするために行動を起こしていかなければならないとも思います。
政治家だけに任せるのではなく、私達大人もこの国を担っているのだから。


喜ぶ事もありました。私たちの子ども達が芽吹き初めている事です。

キャンプ初日と最終日の搬入・搬出作業。今まではたくさんの大人のボランティアさんに助けて頂きましたが、今年はいつもご協力下さる空手道場の中高生の子どもたちと母ちゃんずの小中学生の子どもたちに手伝ってもらいました。食材や備品運び。リネンの枚数を揃えて部屋に置く作業。みな真剣に汗だくで取り組みました。私達が仕事を終えて部屋に戻る夜、きれいに布団が敷かれていました。チェックアウトの日は、きちんと部屋が整理されていました。キャンプの意味を知り、私達を助けてくれたこの事が、本当に嬉しかったです。自分の体験から学ぶ事こそ、子どもたちの血となり肉になると思います。未来を作るとは、子どもたちに心で学ばせる事でもあるのかな、と思いました。


いつもいつも騒がしい子どもたちを寛大に見守り、いつでも親身に対応して下さる大地沢青少年センターの方々、そして町田市に心から感謝しています。


支援者の皆様とボランティアの皆様のお力で、無事キャンプができました。


私達のつたないキャンプですが、楽しんで帰って行ってくれた参加者の皆さんにも感謝です。


今のこの国は、自分で考え、行動しなければならない事が山ほどあります。子どもたちを守るために、元気に、がんばっていきたいと思います。

皆様と共に。


本当に本当にありがとうございました。


母ちゃんず
代表 竹内亜紀
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[ 2015/08/03 15:17 ] 募集要項・状況 | TB(-) | CM(0)

キャンプのおやつ作り




母ちゃんずのキャンプでは、いつも多摩友の会の方々が子どもたちのためにおいしいクッキーを焼いて贈って下さいます。キャンプ初回から毎回ご協力下さっています。私の母もメンバーの一人です。

来週から始まるキャンプのクッキーを焼く日が今日でしたので、私も初めて参加し、一緒に作らせて頂きました。18人もの方々が朝からビシッと集まり、あうんの呼吸で、楽しくおしゃべりしながらも手際良く、次から次へと何種類ものクッキーを焼いていかれます。同じ調理場では、会の80代のおばあちゃんが、その日の皆さんの昼食を作っていらっしゃいます。ドライカレー、サラダ、梅ゼリー。プロの味です。


皆さんがキャンプに来る子どもたちのために喜んで働いていらっしゃる姿は本当に素敵でした。


今回のクッキーも愛情がこもった、最高の出来映えです!


あき
[ 2015/07/24 21:51 ] 募集要項・状況 | TB(-) | CM(0)

追加募集

夏キャンプのキャンセルが相次ぎ、現在定員に達していません。参加ご希望の方はお電話お待ちしています!
[ 2015/06/30 17:33 ] 募集要項・状況 | TB(-) | CM(0)

市長からのお手紙

相模原市長からお手紙が届きました。

母ちゃんずの春キャンプの報告書を読んで下さった事、10回のキャンプをした事に対するねぎらいや私達とともに、被災地の支援に力を尽くしたいなど、温かいお言葉を頂きました。
勇気を頂きました。


相模原市は福島県からの移動教室に関してもいつでも受け入れると言っており、担当部署までつけて下さっています。
私も福島県の自治体いくつかに相模原市を紹介してみたのですがあまり乗り気ではないみたいでなかなか進みません。
それでもひとつづつ、一歩づつ、やれることをやっていくのみですね。


最後に、相模原市長からの激励は、私達だけでなく母ちゃんずの活動にあらゆる面でサポートして下さっている支援者様全てに対してだと思います。
本当にありがとうございます。
[ 2015/06/29 16:50 ] 募集要項・状況 | TB(-) | CM(0)

キャンセル待ち申し込み

むしむしキャンプ申し込みは定員に達しました。ただいまキャンセル待ちの受付を行っています。引き続きよろしくお願いします。
[ 2015/05/25 20:49 ] 募集要項・状況 | TB(-) | CM(2)