燃え萌えキャンプを終えて~保育の場から・・スタッフなまより~


第五回 燃え萌えキャンプを終えて・・
     
       ~保育の場から・・スタッフなまより~



今頃ですが、福島県よりご参加頂いた皆様、ボランティアとして支えて頂いた皆様、いろいろにご支援頂いた皆様、本当にありがとうございました。

私は、保育を中心にキャンプに関わっております。
キャンプ中の子ども達の様子、福島のお母ちゃんから聞いた話を毎回伝えなければ!と、思いながらもなかなかあげられず、5回目になってしまいました。
それに、つたない文なのに、長くなってしまいました。すいません。でも、読んで頂けたら嬉しいです。^^

今回は、盛りだくさんのイベントがありました。
キャンプファイヤーでは、念願の火の玉落としができ、ご協力頂いた皆様には感謝!感謝でございます。
何人かの方、子ども達からは「感動した」「涙でた。」の声を聞きまして、さらに嬉しくなりました。(^^)

でも、なんといっても青の原キャンプ場での川遊びが最大のイベントでした。
川遊び前半は、本流から離れた滝と、川の中の岩の滑り台で遊びましたが、あの暑さの中、下は1歳~の子ども達を連れての100人規模での大移動。

大きな岩が川の中にゴツゴツと立ちはだかる中、すべる岩に四つんばいになって這い登り、沢へドボンと落ちる子ども達もいました。
ニカニカ笑って元気に這い上がってくる子もいれば、足を打ちつけて少々心おれる子も。ボランティアさんが優しく楽しく頼もしく寄り添ってくれていました。

ゴールの滝についた時は、子ども達よりもお母さん達の方から大きな歓声が、あがっていたように思います。
子ども達と一緒になって、お母さんも、ボランティアさんも、スタッフも滝の中へ入っては大騒ぎしていました。

川の中にある岩の滑り台では、子どもをひざに乗せて滑りおりる福島の母ちゃん達。
一見簡単そうな岩の滑り台なんだけど、ヌメヌメすべるし、痛いし、予測不可能な着地をするので、私なんかはどうしても最後に奇声をあげてしまう。
でも、Nちゃん(5歳)に何度もせがまれ、一緒にすべってる内に病みつきになりました。^w^

午前中、おもいっきり遊んでも衰えない子ども達の体力と好奇心は、いざ本流の川へ!!
ライフジャケットをしっかり着込み、ジャバジャバと入るやいなや、その冷たさにキャーキャー!!
川の中を覗き込んだ子ども達が、魚の群れに大興奮。
空手道場からのボランティアさん、スタッフのパパさんが持ち込んでくれたボートも大人気でアチャコチャで奇声?歓声?があがっていました。

初めてシュノーケルをつけたS君(8歳)は、一声もあげず、ずーっと川の中に顔をうずめて、懸命に網を振っていました。魚をとろうとする、その熱心さに感動です。
最後の最後まで川に入っていました。

このキャンプ中、子ども達とはいろいろな場面で関わり、私自身、遊びつくしました。

本当に楽しかった。

でも、その子ども達が帰るところは、放射線量の高いところです。
放射線を気にしながら遊ばなければいけない所です。
制限を設けて遊ばなければいけない所です・・・
何人かの子が、とても綺麗に手を洗うのを見て、ハッとさせられる場面がありました。

ある、福島のお母さんから聞きました。
「3,11事故前に建設中だった公園に、事故後、何事もなかったかのように遊具が運びこまれ、小さな子ども達が遊びはじめました。でも、放射線量をはかると1μSv/hあったんです。とても驚いた。怒りがこみ上げた。でも、家に帰って計ったら、室内でも同じくらいあったの。もう笑うしかなかった。その公園は2年目にして、やっと除染が始まったんだけどね。」
そのお母さんは、私達の保養キャンプの後、休む間もなく別団体の保養キャンプに行くと話していました。

私がキャンプで何回か聞く言葉に、「あの爆発の時にちゃんとわかっていれば、知っていれば・・食料なんか買うのに子どもを連れて行かなった、病院なんて後まわしにしていた、外に出さなかったのに・・子どもにあんなに高い放射線を浴びさせずにすんだのに・・・」という、後悔の言葉です。

私たちのキャンプに福島のお母さん達は笑顔で明るく参加してくれます。
「このキャンプ中くらいは楽しく過ごしたいから。」と・・
でも、その心の中にはもの凄い苦しみ、悲しみ、どこにぶつけていいのか分からない怒り、この先への不安を秘められているのでしょう。
何も知らなかったではすまされない苦しくつらい現実が何も解決されないままに、今まだあるのです。

私はこうした言葉をしっかり聞き、向き合っていかなければいけないと思っています。私もこの事故があるまで何も知ろうとしなかった大人の一人なのです。

それに、もっと子ども達からの声もきかないと・・最終日の大人だけの懇親会では、眠れない子ども達に「大人達だけズルイ!」と、袋叩き?にあいました。(笑)

福島のおかあちゃん、ボランティアの皆さん、スタッフの子ども達も大変お世話になりました。
ありがとうございます。

みんな、また待っているね~!!

byなま
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[ 2013/08/17 08:58 ] スタッフ・ボランティアの声 | TB(-) | CM(0)

ボランティアに参加して・・・

ボランティアTさんより、参加しての感想メールをいただきました。
本人のご承諾を得て、掲載させていただくことになりました。


保養キャンプほんとにおつかれさまでした。

今回は仕事の空き日に一日はどーかなあ~なんてちょっと心配もあったのだけど(最近ババアなのさf^_^;)、
行かせてもらってほんとによかった。
少し実感も薄れてきて、私自身に気持ちがちゃんとあるのかも疑わしかったり…
でも福島のwさんに少し話を聞いたり、子どもたちの弾ける笑顔に触れたら、
「あーなんにも終わってない、薄れてない、すっごく大切な事に参加させてもらってるんだー」と実感しました。
福島のwさんとご飯を食べ、手づくりクッキーに感嘆する彼女と「母ちゃんず、すごいねー、すごいでしょー」って笑いあって楽しかった。
毎回心の入った企画と食事に私も感嘆します。
私自身が癒やされて、力をもらいに来てるなぁと思います。ほんとにありがとう。





ボランティアに参加された皆様からのこうしたメッセージは、私達にとっても、参加者にとっても本当に励みになります。
いつも、支えてくださり、ありがとうございます。
ボランティアアンケートに書かれた、貴重なご意見もあり、私達もまだまだ精進して行かなければいけないと感じております。
ボランティアに参加された皆様にかぎらず、支援してくださっている皆様からのメッセージもこちらのコメント欄にて、受け付けております。

よろしくお願い致します。
[ 2013/08/09 14:22 ] スタッフ・ボランティアの声 | TB(-) | CM(2)

『燃え萌えキャンプ』を終えて

私は「燃え萌えキャンプ」が始まる前から、今までとは違う空気を感じていました。
皆と会うのが楽しみで仕方がなかったのです。これまでは、皆を迎える初日は緊張で震える程だったのに。。。
そしてそれは私だけではありませんでした。バスが着くやいなや、子ども達はあっという間に遊び場へと消えていきました。到着後の母親達に向けたオリエンテーションでは、私達親同士、高揚感がありました。

今回迎えたのは71名。すごい数です。でもなぜか大変さをさほど感じませんでした。それは、そこにいた全ての大人達(参加者、ボランティアさん、母ちゃんず)が主体的に関わろう、そう思ったからではないでしょうか。つまり、みなでキャンプを支えていたからなのだと思います。

このキャンプは確かに「保養キャンプ」ではあるけれど、あえて難しい話はしなくても良い。そんな風に思えました。距離を超えて私達が再会し、また、初めて出会い、四方山話をしながら仲間になる。そしてまた会いたいと思う。それが全てだと思いました。子ども達は、新芽が春の雨を受けてどんどん成長していくように、めきめきと、本当に美しく成長していきます。そんな子ども達の成長を見せてもらうこと、これは他の何よりも嬉しい事なのです。

子ども達はとても元気でした。福島の母達もリラックスして過ごしてくれました。でも、決してあの事故が終わってはいないことを再確認しました。母達はこの2年5ヶ月間、どれ程の事を乗り越えてきたのでしょう。福島では未だに放射線管理区域(0.6μSV)を超える場所で生活する人々もたくさんいます。子ども達に何を食べさせるか、どこで遊ばせるか、日常生活を送るだけで精一杯です。母達のほほえみの内側に苦しみが共存しているのです。同じ福島の中でも、放射線量においては少ない地域の母達は、より多い地域の母達に遠慮し、苦しみを表せないでいます。私達相模原の母達も、福島の現状を聞くと何も言えず、自分達の不安を表せません。子への思いは同じはずなのに、何とも言えない複雑な現実があります。

しかし、福島の子ども達を守るという事は、日本の子ども達を守るという事なのです。放射能汚染という現実を伝えるという事なのです。その役割を、キャンプに参加する大人が担っていると思います。そしてそれは大人だけではありません。私は夏キャンプが始まる前に初めて、小3になった息子に、母ちゃんずが始まった訳を話しました。分かりやすく話すのがとても大変でしたけれど。でも彼は理解してくれました。そして彼なりに自分の役割を感じながらキャンプを過ごしていたように思います。

大人が責任を持って子ども達を守り、子ども達に伝えていく事は、この先とても大切なのではないでしょうか。現実をすぐには変えられなくても、私達の子ども達が力を発揮する時がきっと来るでしょう。これを信じて、私達母ちゃんずはこれからもがんばっていきたいと思います。

キャンプを支えて下さった全ての方々に御礼を申し上げます。
総勢100名を素晴らしい道志川に無料バスで連れて行って下さったバス会社さん、食材や果物を提供して下さった方々、支えて下さったボランティアさん、惜しみない支援金を下さった方々、全ての方々に言い尽くせない感謝を感じています。今回も事故なく、無事にキャンプを終える事ができた事は、本当に、本当に感謝です。

子どもたちの輝く未来を信じて、私達母ちゃんずは、皆様に支えて頂きながら、これからも出来る限りがんばって行きたいと思います。どうかどうか、今後ともよろしくお願い申し上げます。


母ちゃんず
代表 竹内亜紀
[ 2013/08/03 22:17 ] スタッフ・ボランティアの声 | TB(-) | CM(8)

一周年を迎えて・・・スタッフそれぞれの想いvol4


『母ちゃんずの1歳のお誕生日おめでとう♪』

人間なら、やっとヨチヨチ歩き始める頃なのに
母ちゃんずは大きく大きく成長して、たくさんの人達の手を借りて
たくさんのことが出来るようになったね。

母ちゃんずが誕生した頃は、私は一番つらくて苦しい時期でした。
真っ暗な闇の中で、膝を抱えてうずくまって震えていて
闇の外の人達がまぶしくて怖くて、助けを求めることも出来なかった。
少しずつ、外に出てみようかな?と思い始めた時に母ちゃんずに出会ったんだよね。
最初はみんながまぶし過ぎて、元気な声が耳に痛くて(それは今でもやかましいけど。。。笑)
私とは住む世界の違う人達に見えたんだよね。

目標に向かって恐れずに、真っ直ぐに向かって行くみんなが本当にうらやましかった。

でもね、そんなみんなの中にいたら、いつの間にか私まで一緒に走り出していたんだ。
きっと闇の中から出たい!と願っていた私の手を、みんながしっかり掴んでくれて
引っ張り出し私の居場所を作ってくれたから。。。その手がなかったら、今でも私は
ずっとずっと闇にまぎれて、自分がどこにいるかも、何をしたいのかも、何が大切なのかも
まったくわからないまま、自分で自分を存在する価値のない物にしていたかもしれない。

母ちゃんずには、人の心を元気にするパワーがある!
人の心を掴んで、一緒に何かしたいと思わせる魅力がある!
立ち止まって困ってる人の手を引いて、一緒に歩いてくれる優しさがある!
1人1人の存在を大切にして、それぞれの力を最大限に引き出す魔法をかけてくれる!

こんな魅力のある母ちゃんずの一員でいられることに、今とても幸せを感じます。

私は被災者として被曝者として、これからも悩みは尽きないし
たくさんの荷物を背負って、この人生を歩いて行くのだと覚悟をしています。
だからこそ、同じ荷物を背負った人達とずっと一緒に、ひとつひとつの荷物を
下ろすことは出来なくても、一緒に協力して軽くしていく努力を続けていきたい。

きっと諦めたくなることも、投げ出したくなることもあると思うけど
そんな時は母ちゃんずや母ちゃんずを通して出会ったたくさんの人達に
一緒に背負ってもらいながら、諦めずに進んでいきたいと思う。

私に出来ることを教えてくれた、私という存在を認めてくれた母ちゃんず。
これからも、明るく楽しく一緒に歩いて行かせてね。 いつもありがとう。。。

ボランティア担当 かのくみ





たくさんの人とつながれたこと。
たくさんの笑顔に出会えたこと。
たくさんの学びを与えてもらったこと。
たくさんの喜び、辛さを分かち合えたこと。

その一つ一つが、私の宝です。
そんな母ちゃんずに関わることができて私は幸せです。

こんな私を、避難所で倒れ、他界したばあちゃんも褒めてくれていると思います。
そして、こんな私を支えてくれた、家族、スタッフに感謝の気持でいっぱいです。

『ありがとうございます!』

blog担当 えんくみ
[ 2012/11/06 16:56 ] スタッフ・ボランティアの声 | TB(-) | CM(0)

一周年を迎えて・・・スタッフそれぞれの想いvol3

母ちゃんずに腰掛け程度に混ぜていただいたつもりが、一周年を迎えるまであっという間に時が過ぎてしまいました。

色々と企画したり、話し合いを進めていくうちに母ちゃんずの中でも意見がぶつかり合い、激しく議論することもありました。
普通のお母さん達の話し合いでは妥協したり、もやもやが残ったり…といったことが多々ありますが、母ちゃんずは違いました。互いに納得するまで話し合いは続きました。
損得関係なく、相手の立場を考えて良いものを追求していこうとする母ちゃんずの強い姿勢には快感すら覚えます。
これに賛同してくださる支援者の方々もたくさんいらっしゃいます。
何より、私達のしていることを望んで待っていてくださる方々がいます。
それを思うだけで、私は日々幸せをいただいて生きてるなあ、と実感している次第です。
関わっている皆さんに感謝です!

文書作成担当 もと


○周年とか、記念日とかにうといので、特別な感慨は無いのですが。。
あれだけのことがあっても、すでに決まっていたことは変えない、という想像力の無さ!
民意とあまりに解離した政治! 言葉を失います。
やはり、民の力で、小さな花をたくさん咲かせ続けてゆくしかないですね。
この世の中、知らなくてはいけないのに、知らないことがいっぱい。
3・11以降、ご縁があって出会った方々の中には、いろいろな方面で、地道にずっと活動されてきた方がたくさんいます。
メジャーでは報道されない、大切なことを知る努力をして、子どもたちにも、社会にも、意思表示をしてゆきたいと思います。
そして、自分が担いでいる地球への負荷の一端、経済界の思うツボになっている一端を、少しでも降ろす努力をしたいと思います。

なんでも屋 ヨッシー
[ 2012/11/05 23:27 ] スタッフ・ボランティアの声 | TB(-) | CM(0)